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2020年06月01日
3月以降、中止となっていた毎週土曜日の映画上映会
「ウィークエンド・シネマ」
定員を250名から40名に減らし、6月から再開することになりました。
6月は空襲体験画の特別展にあわせて、
「体験者が語る空襲の証言」(33分)を上映します
2004年3月に開催した「大阪大空襲平和祈念事業」の
体験証言の模様を収録した作品で、
空襲体験画に描かれた当時の記憶や心情、状況や思いについて、
詳しく知ることはできます。
日にち:6月6日、13日、20日、27日(土)
上映開始時間:14時から 各日定員:先着40名
来館にあたっては、みなさまにご協力いただきたい事項などもございます。
詳細は、当館ホームページのトップページでご確認ください。
2020年02月20日
先日、数年ぶりにジョギングをはじめたのですが、走り出して4~5分で力尽き、私より年上と見受けられる方々に追い抜かれてしまいました。
体力の低下に危機感を覚えて急遽はじめましたが、肉体と精神の分離がすさまじく、甚だショックを受けています。
夏は暑くて走る気になれず、寒すぎても億劫なので、春に頑張りたいと思います…。
さて、このたびは4~5月のウィークエンド・シネマについてご紹介させていただきます。
【105分 カラー 1979(昭和54)年 日本】
上映日時:4月4日(土)、11日(土)、18日(土)、25日(土)
14時から
4月は「ガラスのうさぎ ~東京大空襲~」という、戦争で家族を失った少女を描いた作品です。
東京下町に住む少女・敏子は、厳しい世の中で家族と共に一生懸命生きていました。
しかし、3月10日の東京大空襲で、敏子は母と二人の妹を失ってしまいます。
焼け跡から、空襲の猛火で形の変わったガラスのうさぎを堀り出した敏子は、戦争の恐ろしさを目の当たりにします。
更に疎開の途中、駅で米軍機の襲撃に遭い、一緒にいた父までも亡くしました。
たったひとりになった敏子は孤独と悲しみに暮れますが…。
この作品は、原作者である高木敏子さんの実体験をもとに映画化されたものになります。
平和への思いが伝わってくる素晴らしい作品です。
【86分 モノクロ 1952(昭和27)年 フランス】
上映日時:5月2日(土)、9日(土)、16日(土)、23日(土)、30日(土)
14時から
5月は「禁じられた遊び」(日本語字幕)を上映します。
舞台は第二次世界大戦中のフランス。
ドイツ軍によるパリ侵攻から逃れる途中、爆撃により両親と愛犬を亡くした5歳の少女ポーレットは、ひとりさまよううちに、11歳の農民の少年ミシェルと出会います。
ミシェルから死んだものは土に埋め、お墓を作ることを教わったポーレットは、子犬を埋め、十字架を供えます。
これをきっかけに、お墓を作って十字架を供える遊びに夢中になった2人は、教会や霊柩車からも十字架を持ち出してしまうのですが…。
フランス映画界の巨匠ルネ・クレマン監督による、戦争の悲惨さを描いた名作です。
繊細で静かな雰囲気のなかに力強さを感じます。
毎年、お花見などで盛り上がる春の大阪城公園ですが、今年はピースおおさかで映画鑑賞もいかがでしょうか。
たくさんのご来館をお待ちしています。
2020年02月11日
3月15日(日)に大阪大空襲平和祈念事業
大空襲75年特別企画講演会「崑ちゃんの戦争体験」を開催します!
お招きするのは、TVドラマや舞台などで活躍されている
喜劇俳優の大村崑さん!
私的には「赤い霊柩車」や、最近だとわずか2か月で
10kg減の肉体改造に成功されたイメージがありますが…。
今回は、戦時中のくらしをはじめ、
神戸大空襲や空襲後の素手での死体整理について、
終戦、戦後の進駐軍キャンプや闇市の様子など、
貴重な、ご自身の体験を中心にお話しいただきます。
定員250名、電話でお申し込み受付中です
老若男女問わず、ご関心のある方は、ピースおおさか(06-6947-7208)まで!