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2019年度のウィークエンド・シネマ

ピースおおさかで所蔵する戦争や平和の映像資料を中心に広く多くの方々にも鑑賞していただくための機会として、開催します。
平和な世の中を子どもたちに引き継いでいく方法をいっしょに考えてみませんか?

3
~大空襲75年特別企画~「まあだだよ」(東京)

昭和18年の春。先生は作家活動に専念するために長年務めた大学を辞めた。しかし、先生の人柄を慕う教え子たちはその後も足繁く先生のもとを訪ねてくる 。
ある日、先生の還暦の祝宴が開かれていた最中に空襲が…。

【監督】黒澤明
【原作】内田百閒
【出演】松村達雄、香川京子、井川比佐志、所 ジョージ 、油井昌由樹、寺尾聰、小林亜星 ほか

134分 カラー
1993(平成5)年 日本


東京・名古屋・神戸の大空襲が関連する映画を週替わりで上映します。
※3月の映画上映会については、新型肺炎流行に伴い、安全面を考慮し、中止となりました。

~大空襲75年特別企画~「明日への遺言」(名古屋)

太平洋戦争末期、名古屋を空爆した米軍捕虜を処刑した責任を問われ、B級戦犯として戦争裁判にかけられた岡田資中将。彼は「一般民衆への無差別爆撃の責任は誰が負うのか、命令により実行した部下の責任は誰が負うべきなのか」を主張し、たった一人で法廷を戦い抜く。

【監督】小泉堯史
【原作】大岡昇平
【出演】藤田まこと、富司純子、西村雅彦、蒼井優、田中好子、ロバート・レッサー ほか
【ナレーション】竹野内豊

110分 カラー
2008(平成20)年 日本


東京・名古屋・神戸の大空襲が関連する映画を週替わりで上映します。
※3月の映画上映会については、新型肺炎流行に伴い、安全面を考慮し、中止となりました。

~大空襲75年特別企画~「火垂るの墓(アニメ)」(神戸)

昭和20年、夏。ぼくと妹は、ふたりぼっちになった。
空襲の混乱の中、清太と節子の兄妹は母親を亡くし、家を焼け出され、西宮の親戚の家に身を寄せることになった。しかし 、叔母との同居に耐えられず、近くの防空壕でふたりだけの生活をはじめるが…。

【監督】高畑勲
【原作】野坂昭如
【制作】スタジオジブリ

88分 カラー
1988(昭和63)年 日本


東京・名古屋・神戸の大空襲が関連する映画を週替わりで上映します。
※3月の映画上映会については、新型肺炎流行に伴い、安全面を考慮し、中止となりました。

2
これは映画ではない (日本語字幕)

反体制活動を行ったとして、20年間も映画製作を禁じられた イランの ジャファル・パナヒ監督。本作は、監督自身が自宅軟禁中の生活を撮影したドキュメンタリー作品。映画でなければ違反ではない、というアイデアから製作された。アパートの一室で構想中の脚本を再現するパナヒ監督。そこに現れる、吠えまくる犬を預けに来る住人、ゴミ回収の青年。どこまでが偶然で演出か。完成した映像は密かに国外へ持ち出され、カンヌ国際映画祭キャロッスドール賞を受賞した。

【監督・撮影・出演】ジャファル・パナヒ、モジタバ・ミルタマスブ

75分 カラー
2011(平成23)年 イラン

1
戦場よさらば(武器よさらば)(日本語字幕)

第一次世界大戦下のイタリア。アメリカ人将校のフレデリックは、ある夜、空襲から逃れるために駆け込んだ防空壕で看護婦キャサリンと出会う。惹かれあう二人であったが、フレデリックは戦場に送られる。彼は戦場から手紙を書くが、なぜか、返送されてくる。さらに、彼女からは一通の便りもない。そのことに不安を覚えた彼は、軍を脱走してキャサリンの元へ向かう――。第6回アカデミー賞 2部門受賞のメロドラマ。

【監督】フランク・ボーゼージ
【出演】ゲイリー・クーパー、ヘレン・ヘイズ、アドルフ・マンジュー ほか

80分 モノクロ
1932(昭和7)年 アメリカ

12
シアター・プノンペン(日本語字幕)

カンボジアの首都プノンペン。ある日、女子大生ソポンは、廃墟のような映画館で古い恋愛映画を鑑賞する。そこには、若き日の母が映っていた。しかし、映画は途中で終わっていた。ソポンは、病床に伏す母のために、完成させようと決心する。ポル・ポトの独裁政権時代をくぐり抜けた一本の恋愛映画をめぐり、激動の時代を生きた人びとの数奇な運命が明らかになってゆく……。

【監督】ソト・クォーリーカー
【出演】マー・リネット、ディ・サヴェット、ソク・ソトゥン ほか

105分カラー
2014(平成26)年 カンボジア

11
わが故郷の歌(日本語字幕)

イランのクルド人村に住む老歌手・ミルザの下に、イラクへと渡った元妻・ハナレから助けを求める知らせが届く。彼女を救うために、二人の息子を引き連れて、平穏なイランから戦乱のイラクへと旅立つ。爆撃音が響く中、ミルザたちは、行く先々でクルドの歌を高らかに歌う――。イラン・イラク戦争終結後の国境地帯を舞台に、親子の珍道中を力強い歌に乗せて、鮮やかに描く。

【監督】バフマン・ゴバディ
【出演】シャハブ・エブラヒミ、アッラモラド・ラシュティアン ほか

100分 カラー
2002(平成14)年 イラン

10
NORIN TEN ~稲塚権次郎物語~

1960年代、世界の食糧危機を救った小麦があった。その小麦の基は「NORIN TEN(小林農林10号)」という、日本人が育種したものだった――。富山県の貧しい農家に生まれた稲塚権次郎。育種家として、数々の稲と小麦を生み出し、世界的な食糧危機を救った彼は"農の神"と呼ばれた。大正から昭和にかけて、農業発展のために尽力した稲塚権次郎の生涯を描いた伝記ドラマ。

【監督・脚本】稲塚秀孝
【出演】仲代達矢、松崎謙二、野村真美、藤田弓子、舞川あいく、益岡徹ほか

110分 カラー
2015(平成27)年 日本

9
白バラの祈り ソフィー・ショル、最期の日々(日本語字幕)

1943年、ヒトラー打倒を叫び、反ナチス運動を展開した実在の抵抗グループ「白バラ」。その紅一点ゾフィー・ショルは、兄とともに大学構内で反戦ビラを配っていたところを逮捕されてしまう。厳しい尋問にも屈しない彼女に、尋問官モーアはある取引を提案するが……。逮捕されてから、わずか5日間の短い尋問の末の判決、処刑に至るまでを描いた真実の物語。

【監督】マルク・ローテムント
【出演】ユリア・イェンチ(斎藤恵理)、アレクサンダー・ヘルト( 伊藤和晃) ほか

121分 カラー
2005(平成17)年 ドイツ

8
世界ウルルン滞在記特別編「忘れない!戦場で傷ついた子どもたち~ドイツ国際平和村の記録~」

ドイツ国際平和村は、1967年に創立して以来、世界各地で続く内戦や紛争で傷ついた子どもたちを受け入れ、治療、リハビリ指導をし、母国へ帰す活動をしている。女優・東ちづるは、1999年にTV番組「世界ウルルン滞在記」のレポーターとして村を訪れて以降16年間、支援を続けてきた。番組と東ちづるの活動により、日本との関係は深まり、多くの寄付、ボランティアが訪れた。世界ウルルン滞在記特別編では、平和村16年間の記録と日本人ボランティアの活動を伝える。

<出演>ドイツ国際平和村の子どもたち、東ちづる
<ナレーション>下條アトム

98分 カラー
2016(平成28)年 日本

7
The A-bomb ヒロシマで何が起こったか

広島の原爆を熱線被害・爆風被害・救護活動・放射線被害の4項目に分けて紹介する。
当事者の証言インタビューを織り交ぜながら、原爆を知らない世代にも分かりやすい内容で伝える。

46分 カラー
2006(平成18)年 日本

長崎の記憶 ~幻の原爆フィルムで歩く長崎~

長崎に原爆が投下された2ヵ月後に撮影されたフィルムには、焦土と化した風景や治療を受ける人々などが映し出されている。
現在の被爆遺構や被爆者の証言を交えながら、当時を振り返る。

37分 カラー
2008・2009(平成20・21)年 日本

6
はだしのゲン 第三部 ヒロシマの たたかい

学童疎開していた次兄の昭と予科練に志願した長兄・浩二が帰ってきた。家族みんなで励ましあって生活を始めるが、あらたな悲劇が襲ってくる。幼い妹・友子がすでに原爆症に侵されていたのだ。戦後を力強く生きるゲンの姿を描く「はだしのゲン」シリーズ第3作。

<原作> 中沢 啓治
<監督> 山田 典吾
<キャスト> 丘 さとみ、風吹 ジュン、原田 潤、にしきのあきら、桜木 健一、東野 英心、大泉 滉、鈴木 瑞穂、財津 一郎、赤塚 不二夫、タモリ

128 分 カラー
1980(昭和55)年 日本

5
はだしのゲン 第二部 涙の爆発

原爆によって父、姉、弟を失ったゲンは、被爆直後に生まれた妹・友子と母のために食べ物を求めて歩き回るが、人々はピカにやられた者に冷たかった。
差別を生みだす被爆の残酷さを描く「はだしのゲン」シリーズ第2作。

<原作> 中沢 啓治
<監督> 山田 典吾
<キャスト> 宮城 まり子、竹下 景子、春田 和秀、石橋 正次、市原 悦子、藤原 釜足、福田 豊土、左右田 一平、ケーシー高峰、石山 雄大

123 分 カラー
1977(昭和52)年 日本

4
はだしのゲン 第一部

1945年(昭和20年)8月6日、午前8時15分。ゲンは学校へ行く途中だった。
空襲警報がならないまま市内上空に飛来したB29が新型爆弾を投下した直後、強烈な白い閃光が走り、続いて巨大なきのこ雲がいっきに広がった。ゲンは運良く助かったが、街は猛火と黒煙の中でその姿を一変させていた。

<原作> 中沢 啓治
<監督> 山田 典吾
<キャスト> 三國 連太郎、左 幸子、佐藤 健太、梅津 栄、石松 宏和、大泉 滉、岩原 千寿子、坂本 新兵、小松 陽太郎、野々 浩介

107 分 カラー
1976(昭和51)年 日本

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