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大阪空襲死没者名簿

大阪空襲死没者名簿

収蔵品検索システム(映像コーナーに2台、図書室に1台設置)

ピースおおさかでは「大阪空襲死没者名簿」を保管・展示するとともに、名簿の追加登載を随時受け付けています。

第二次世界大戦末期の大阪空襲により、大阪府では死者1万2620人、行方不明者2173人(1945(昭和20)年10月大阪府警察局調べ)計約1万5000人の犠牲者が出たといわれています。

戦後54年にあたる1999(平成11)年、「大阪戦災傷害者・遺族の会」が調査した約6000名分の名簿が大阪国際平和センター(ピースおおさか)に寄託されました。当センターでは、この名簿などをもとに、大阪府の委託を受け、2002(平成14)年10月より大阪大空襲による死没者の本格的調査を全国的に行いました。

当時の行政資料や遺族の方々の申し出などから、8816人の空襲死没者の氏名等が判明しました(2005年6月段階)。その後も引き続き遺族の方々などからの申し出を受け付け、2022年3月現在9143名の氏名等が判明しています。「刻の庭」のドーム内には、「大阪空襲死没者名簿」を収納するとともに、その内壁の銅板には、氏名を刻印しています。また、「刻の庭」前には、「大阪空襲死没者名簿検索システム」を設置しており、名簿情報(非公開分を除く氏名・年齢・性別)を閲覧することができます。