毎週土曜日に開催している映画上映会![]()
7月は、映画「オフィサー・アンド・スパイ」を上映しています。
1894年、ユダヤ系のフランス陸軍大尉ドレフュスが、ドイツに軍事機密を漏洩したスパイ容疑で終身刑を言い渡された。その後、防諜部に異動となったピカール中佐はドレフュスの無実を示す証拠を発見し、上官へ対処を迫るが…。
19世紀フランスで実際に起きた冤罪事件“ドレフュス事件”を映画化した歴史サスペンス。
【監督】ロマン・ポランスキー
【原作・脚本】ロバート・ハリス
【出演】ジャン・デュルダン、ルイ・ガレル、エマニュエル・セニエほか
131分 カラー
2019年 フランス・イタリア
☆ピースダイアリーでは作品の見どころをもう少しご紹介します。
本作のメインとなる「ドレフュス事件」は1894年のフランスで実際にあった冤罪事件です。
第三共和政下のフランスでは、ナショナリズムと反ユダヤ主義が高まっていました。
その中で起きたのがこの事件。フランス軍の軍事機密が書かれたドイツ陸軍武官宛ての手紙が発見され、筆跡からユダヤ系のフランス陸軍大尉ドレフュスがスパイ容疑で逮捕されました。ドレフュスは無罪を主張するも、終身刑を言い渡されてしまいます。
物語は、ドレフュスが軍籍をはく奪されてしまうところから始まります。
仏領ギアナの“悪魔島”へドレフュスが収監された頃、彼の教官だったピカール中佐は防諜部へ異動してきました。ピカールが使う部長室には、事件の証拠でありドレフュスが書いたとされる密書が飾られていました。
その後ピカールは、ドイツ大使館から入手した速達をきっかけに極秘で事件の再捜査を始めます。
警察からの情報や過去の資料を改めて一つ一つ見直したところ、スパイはドレフュスではなく別の人物であることを突き止めます。
すぐに上官たちに伝えますが、なんと「忘れろ」との返事が。
軍は権威を守るため、ドレフュスに罪を押し付け、事件の終息を図ろうとしていたのです。
己の正義に従うピカールはこれを見過ごせず、真実を明るみに出すべく奔走します。
しかし、相手は国家権力。ピカールは軍を追放されてしまい…。
やがて事態はフランス国内を揺るがす大事件へ発展していきます。
2025年、フランスでは最高裁がドレフュスの無罪を認めた7月12日を、ドレフュスの名誉回復の記念日に制定しました。
今年の7月12日で120周年を迎え、記念式典の開催も計画されています。
ぜひご覧ください。
ウィークエンド・シネマは予約不要(当日先着順)です。
皆さまのご来館お待ちしております!
上映日時:7月4日、11日、18日、25日 各日 午後2時から
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